2022年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、沿道に人が密集しないよう、見物は住民に限定すると発表されております。また、スケジュールなど詳細な情報につきましても、広報しておりません。何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
毎年5月1日~2日に盛大に行われる夜高行燈の練り廻しは、「神迎え」の神事としての宵祭り。5月3日の本祭りに行われる御神輿の町内御巡幸、曳山及び屋台の巡行曳きが一連の春季祭礼行事とされ、昭和初期まで続けられてきました。
笛や夜高太鼓の前触れも賑やかに、勇壮快活なる夜高節の唄声と共に、高さ6.5mにも及ぶ7つの町内の夜高行燈が町内を練り回す様は、春宵の一大偉観です。そして、若衆の勇ましい掛け声が響き渡る夜高祭の最大の見どころは、2日の23時頃から始まる呼び物の"引合い"と呼ばれる、7基の大行燈が狭い通りをすれ違う際に行われる行燈の壊しあいです。引き合いは、威勢のいい拍子木や掛け声とともに、大行燈同士が接近し、横に並んだ瞬間、大行燈に上った若衆は相手方の行燈を壊し合います。その激しい引合いは、見る者を釘付けにする迫力があります。
5月3日は4町の曳山が神明社に参詣し、神輿が町内を巡行する福野の曳山祭が行われます。
【日本ユネスコ協会連盟プロジェクト未来遺産】
プロジェクト未来遺産とは、"失われつつある豊かな自然や文化を、子どもたちの未来に残そうとする活動"を公益社団法人日本ユネスコ協会連盟が「プロジェクト未来遺産」として登録し、地域から全国へ発信し、日本全体で応援するもの。福野夜高祭は、2017年12月に認定登録。
未来遺産について、詳しくはこちら(公益社団法人日本ユネスコ協会連盟ホームページ)