南砺と射水 山と海
二つの異界をむすぶ川
人と自然の営みの
不思議伝える民話たちが
影絵芝居に生まれ変わります。
影絵は「光」と「影」によってつくられる非常にシンプルなものですが、シンプルだからこそ、その物語の記憶や気配を引き出し、私たちに様々な風景を見せてくれます。日本を代表する影絵師・川村亘平斎は、全国各地に残る様々な民話や伝統文化を影絵作品として再生させています。インドネシア・バリ島発祥の影絵をベースにした、物語をつくるために訪れた地域や人々、一緒にパフォーマンスする芸術家から刺激を受けて創り上げられる唯一無二の影絵を、現代音楽家・あだち麗三郎が音楽で彩ります。
2年前にヘリオス公演の為に書き下ろされた「NAWAGAIKE(縄が池)」は、小さなお子さんからご年配の方まで、ご来場いただいた皆さんに大好評で幕を閉じました。今回は南砺市と射水市を舞台にした2つの新しい物語の制作・上演が決定!川村さんは4月上旬に射水と南砺で4日間にわたるフィールドワークを行い、地域の歴史や文化に詳しい皆さんや民話で伝わる場所を訪ねました。お話のタネをたっぷり持ち帰り、現在鋭意創作中!
両方見ても、どちらか一つでも大満足な、
時間芸術が繰り広げる、ダイナミックかつ繊細でユニークな体験をお届けします!
出演者/川村亘平斎(影絵)
あだち麗三郎(音楽)
kauai hirótomo(音楽)
KUDO AIKO(音楽)
ゲスト/ジャック・リー・ランダル&広田郁世(影絵)