ぜんとくじ
城端別院善徳寺は、真宗大谷派に属し、室町時代に本願寺第8代蓮如上人が加賀国河北郡井家の庄、砂子坂に創建されました。江戸時代には加賀藩擁護のもと、越中国の真宗寺院の触頭役として隆盛を来し、今日に至っています。又450年前に城端の智に寺基を移されて以来、一度も火災に遇ってないこともあり、山門・本堂・太鼓楼・鐘楼の4つが県の文化財に、又加賀藩から伝わる法宝物などが県指定になっています。他にも古文書など約1万点以上の寺宝を所有しています。それらの一部を、虫干を兼ねて7月22日から1週間にわたり一般公開するのが虫干法会です。加賀藩前田家より拝領の宝物など、約9百点が座敷・御殿に展示され、それらについての解説や絵解きが行われます。