観光情報

むなかたしこうきねんかん「あいぜんえん」

棟方志功記念館「愛染苑」

「世界のムナカタ」と呼ばれた版画家 棟方志功は、第二次大戦末期の昭和20年、家族とともに富山県福光町(現南砺市)へ疎開してきました。世界へ躍進する直前の6年8ヶ月を暮らした、その生活をありありと感じることのできる貴重なスポットがこちら。
「棟方志功記念館 愛染苑(あいぜんえん)」では、棟方作品を見られるほか、アトリエを兼ねていた旧居「鯉雨画斎(りうがさい)」を実際に入って見学することができ、民藝館「青花堂(しょうげどう)」と、説明パネルが展示してある「棟方志功資料館」の計4つの施設をご覧いただけます。特に「鯉雨画斎」の厠に描かれた天女や菩薩は必見です。作品づくりに没頭する彼の息づかいが聞こえてくるような作品の数々を堪能しに出掛けてみてはいかがでしょうか?予約をすれば、アットホームな雰囲気で詳しい解説を聞くことができます。
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住 所
939-1654 富山県南砺市福光1026-4
交通アクセス
■JR城端線福光駅 から徒歩15分 福光公園隣り■東海北陸自動車道福光ICから車で15分
TEL
0763-52-5815
営業時間
9:00~17:00
定休日
火曜日(祝祭日は開館)、祝祭日の翌日、年末年始
料金
一般300円 大・高生200円、小・中学生無料 15名以上2割引<2019年10月1日~>一般310円(250円) 大・高生210円(160円)、小・中学生無料 ( )内は20名以上の団体料金
クレジット
カードの利用
不可
駐車場
あり
その他の情報

■問い合わせ: 福光美術館0763-52-7576■ボランティアガイド: 南砺市観光協会0763-62-1201

昭和20年4月、棟方志功は家族と旧福光町に戦争疎開します。翌年の暮れには家を建ててその後5年間暮らしました。棟方は住居を「愛染苑」、その中のアトリエを「鯉雨画斎」と名付け数々の作品を制作し、また多くの人々と交流しました。棟方志功記念館「愛染苑」では、彼が福光時代に制作した作品を中心に展示しています。また住居は「鯉雨画斎」として保存・公開されています。アトリエの板戸やトイレの壁・天井にまで描かれた棟方の肉筆画は必見です(無料解説あり)。