観光情報

きゅうとやまけんりつのうがっこうほんかん がんじょうかく

旧富山県立農学校本館 厳浄閣

のどかな田園の町、南砺市にたたずむ旧富山県立農学校本館・巖浄閣。
緑で囲まれた校舎はコロニアル・スタイルの木造2階建てで、桜色の外壁は青く澄み渡った空に美しく映えます。
築100年以上もの歴史のある校舎は、どここかノスタルジックな雰囲気を漂わせ、足を踏み入れればまるでタイムスリップしたかのよう。
この校舎は地元の資産家で県会議員でもあった島巖(しまいわお)の強い思いで建てられました。
明治42年(1909年)には皇太子(大正天皇)の御座所になった由緒ある建物でもあり、中の展示室をはじめ建物の内装や造作から当時の様子を垣間見ることができます。
住 所
939-1521 富山県南砺市苗島443
交通アクセス
■JR城端線福野駅から徒歩6分■北陸自動車道砺波ICから車で約15分
TEL
0763-22-2014
営業時間
10:00~15:00
定休日
土曜日・日曜日
駐車場
あり
その他の情報

見学の際は、富山県立南砺福野高校の事務室をお尋ねください

明治36年4月に竣工した富山県立農学校校舎は、砺波市出身の宮大工、藤井介之丞により設計施工された。農学校の創立は明治27年で、当時の県会議員島巌翁の浄財により創立され、その名にちなんで「巖浄閣」と命名された。平成9年国重要文化財に指定される。主な特徴は屋根中央の屋根飾り(ゲーブル)、下見板張りペンキ塗り、縦長の上げ下げ窓、正面玄関の飾り扉、その上には半円形の欄間等の西洋建築のデザインを取り入れている。