観光情報

ふくみつじょうし せいかえん

福光城址 栖霞園

明治の時代からこの地にたたずむ栖霞園。現在はお茶会などに利用され市民の憩いの場となっています。平安時代の末期に砺波地方を支配した石黒太郎光弘が築城。その城域は広く、城の周囲には城下町が形成されていました。文明13年(1481年)井波瑞泉寺の一向宗徒との戦いに敗れ、地域は荒れ放題となっていましたが、慶応の頃に前村礼蔵らが漢学者宮永菽園とその弟子を招き教えを仰ぎ、明治2年(1869年)に荒れた城の一角に郷学所を建て栖霞塾と称し、地方の学問の中心としたといわれています。
住 所
939-1610 富山県南砺市福光4698
交通アクセス
■JR城端線福光駅から徒歩15分
TEL
0763-23-2014
料金
無料
クレジット
カードの利用
不可

平安時代の末期に砺波地方を支配した石黒氏によって福光城が築城されました。文明13年(1481)に井波瑞泉寺周辺に集まる一向宗徒との争いに敗れ、福光城は焼亡したとされています。明治元年(1868)までに、その城域内に金沢の茶人桑原棟宣監修の栖霞園が完成していました。昭和34年(1959)に、その文化的価値が認められて指定文化財に指定されています。現在はお茶会が開催されるなど住民の憩いの場として利用されています。